【効果】キレイを育てる性ホルモンの力
2022/11/08
女性は…
『キレイになりたい。』
『いつまでも若々しくありたい。』
男性でも…
『いつまでも若々しく男らしく、格好良く年をとりたい』
と、思う人は多いと思います。
今回はホルモンのお話第2段です。
《美と健康をつくる性ホルモンの働き》
ホルモンの中には主に生殖器官でつくられる男性ホルモンや女性ホルモンがあります。
性ホルモンというと…”男性であれば男性ホルモンを。女性であれば女性ホルモンを分泌している。”と思う人も多いと思います。
しかし、男性の体内では女性の1/2程度の女性ホルモン、女性の体内では男性の1/10程度の男性ホルモンがつくられ、分泌されています。
男性も女性もそれぞれが両方のホルモンを体内に持っていて、それが一定のバランスに保たれている事により、体の調子を整えてくれているのです。
特に女性ホルモンは肌に潤いを与え、髪のツヤを保ち、さらに骨粗鬆症の予防や更年期障害の治療に取り入れられるなど…男女問わず美と健康に大きく影響を与えるのです。
●男性ホルモンの働き
~たくましい体をつくる~
・骨や筋肉を強くする
・順位や競争することに興味を持つ
・仕事に熱中しやすい
・皮脂の分泌を促す
・体毛の発育を促す
・性欲を高める
●女性ホルモンの働き
~やわらかく丸びおびた体をつくる~
・月経や妊娠をコントロールする
・子育てに力を注ぐ
・家庭を守る
・肌や髪を美しく保つ
・骨を強くする
・食欲をコントロールする
《女性ホルモンを味方につけよう!》
女性は生理前に吹き出物ができた、腰が重い、何だかイライラしやすい、悲しい訳でもないのに涙が出るなどの心や体の変化を感じたことのある方は多いのではないでしょうか?
この変化には女性ホルモンが大きく関わっていることはよく知られている事だとは思います。
女性ホルモンは
・エストロゲン(卵胞ホルモン)と
・プロゲステロン(黄体ホルモン)の
2種類があります。
この2つのホルモンの分泌によって排卵と月経を繰り返しています。
まずは、排卵と月経とはどんな事か…を確認しておきますね。
①卵胞(卵子を育てる袋)の成長
卵巣にある約500万個の卵胞のうち数個が毎月、卵巣の中で成長します。
②着床の準備
受精卵が定着、発育できるよう子宮内膜を厚くし赤ちゃんのためのベッドを準備します。
③排卵
卵巣の中で育った卵胞の中で最も大きい卵胞から卵子が飛び出します。
④卵胞から黄体へ
卵子が飛び出たあとは卵胞は黄体と呼ばれる組織に変化し、そこからプロゲステロンが分泌されるようになります。
(卵子は卵管へ入ります。)
⑤月経
卵子が精子と出会わなければ、赤ちゃんのためのベッドは不要になるので、はがれ落ちて血液と一緒に排出されます。
それでは、この月経周期を4つの時期に分けて、ホルモンの変化とともに肌や体調の変化を見ていきましょう。
①月経期(月経開始1~7日目)
月経の時は心も体も不安定になりがちです。
基礎体温は低温相に入り、生理痛やむくみなどが現れやすい時期です。
この時は無理せず、ゆったりとリラックスして過ごしましょう。
②キラキラ期(月経開始8~14日目)
エストロゲンがたくさん分泌されます。
基礎体温は低温相のままですが、むくみなども次第におさまり、肌が潤い、髪にツヤが出て…1ヶ月の中でも女性として最も美しくなる時です。
心も明るく前向きになります。
③ニュートラル期(月経開始15~21日目)
基礎体温が高温相に切り替わります。
心も体も落ち着き、穏やかに過ごすことができます。
自分磨きに良いタイミングです。
④アンバランス期(月経開始22~28日目)
プロゲステロンがたくさん分泌され、心や体に不調が出やすくなります。
基礎体温は高温相を維持し、便秘、イライラ、吹き出物などのトラブルが起こりやすい時です。
あまり神経質にならずに、自分を受け止め、リラックスできる方法を見つけましょう。
このようにエストロゲンが分泌される時期は体調が整いやすく、プロゲステロンが分泌される時期はトラブルが多く、食欲が増したり、皮下脂肪を蓄えようとしたりする働きがあったりもします。
ですから、ダイエットにはエストロゲンが分泌されるキラキラ期~ニュートラル期に行うのが効果的なのです。
この時期は
・代謝が高まる
・骨盤が閉まり、交感神経が優位になる
・明るく活動的になる
・食欲が抑えられる
など心身ともに痩せやすくなります。
一方、プロゲステロンが多く分泌される時は、溜め込みやすく、冷えやすくなっているので、体を温めたり、マッサージをして老廃物の排泄を促すと良いでしょう。
腰痛や腰が重いなどの症状がある方は体を温めるだけで緩和されますよ。
《PMS:月経前症候群》
プロゲステロンの急激な増加に脳の視床下部が対応しきれず…体がむくんだり、やる気が起きない、食欲が止まらない、など様々な症状が現れます。
そして、自律神経まで影響を及ぼすので、血流の低下やイライラ、不安になるなどの症状が強く出たりするのです。
自律神経を整えるためにも、バランスの良い食事、十分な睡眠をとる、マッサージや体を温めてリラックスした時間を過ごすなど自分を癒してあげましょう。
アロマの活用もとても効果的ですよ。
《更年期を乗り切る為の美ホルモンケア》
45~55歳頃の閉経前後にやってくる更年期。
顔がほてる、のぼせる、頭痛やめまい、動悸などやイライラが強くなったり、精神的に不安定になりやすくなります。
閉経が近づくとエストロゲンとプロゲステロンが急激に減少するので、脳の視床下部が「女性ホルモン出せ!!」と命令をします。
しかし、卵巣機能は低下しているので女性ホルモンの分泌が出来ず、同じ視床下部から指令を受ける自律神経に強く影響を与えてしまうのです。
更年期に差し掛かると基礎代謝量は低下しますし、ホルモンの影響で内臓脂肪を溜めやすくなります。
40代が近づいたら、若い時の食生活のままでは太っていってしまうという事です。
必要な栄養素や量を見直してみると良いでしょう。
《女性ホルモンの敵!!》
女性ホルモンの働きを悪くする大きな原因には次の2つがあげられます。
①ストレス
近年、男性と同じように忙しく働く女性が増えています。
実はヒゲが生えてきたり、すね毛や腕の毛が濃くなったりと男性化する女性も増えているそうです。
誰かと競争したり、つねに興奮した状態におかれたり、不規則な生活を送ったり、ストレスを溜め込んだりすることにより男性ホルモンが活性化しやすくなります。
②冷え
手足の末端が冷たい、下半身が冷える、体温が低く内蔵が冷えているなど、冷えには様々なタイプがありますが、赤ちゃんを育てるために大事な器官である子宮はこの冷えに対してとても敏感です。
深部体温が1℃下がると基礎代謝は約12%下がると言われています。冷えはダイエットの敵でもあります。
《キレイの決め手は食事と運動》
●女性ホルモンのバランスを整えるために積極的にとりたい栄養素は3つです。
①大豆イソフラボン
ポリフェノールの一種でエストロゲンと似た構造を持ち、抗酸化力にも優れています。
②タンパク質
タンパク質が不足するも筋肉がおち、冷えやすくなります。
健康な女性が1日に必要なタンパク質の量は50~60gです。ビタミンB群も同時にとれる肉、魚、豆類などを1日でまんべんなく食べるのが理想ですね。
③ビタミンE
手先や足先などの血行障害を改善する働きがあり、体の隅々まで血液を行き渡らせます。
抗酸化作用もあり、美肌のためにも欠かせない栄養素です。
さらに、自律神経の乱れを改善し、ホルモン分泌を整える働きもあります。
●運動のコツ
女性の骨盤はキラキラ期には閉まり、アンバランス期にら開いた状態になります。
しかし、ストレスが多いと骨盤周辺の筋肉が緊張して硬くこわばり、子宮への血流が減少。
月経痛などのトラブルを起こしがちです。
また、姿勢が悪いと筋肉や骨だけでなく、内臓にも負担をかけますから、正しい姿勢を意識することがとても大切です。
ヨガなど正しい姿勢を意識して行い、筋肉をゆるめてあげるのも良いでしょう。
普段から正しい姿勢を意識しているだけでも、実は体にとっては大きく違いますよ。
《ホルモンの影響》
女性は子供をつくり育てるための卵巣、子宮があり、それに合わせて女性ホルモンが分泌されています。
そのため、妊娠、出産、閉経でも心身ともにホルモンの影響を大きく受けることになります。
どんなものかを知った上で、年齢や状況によって対策を考えることが大切なのです。
私自身は29歳の時に乳ガンを発見し、全摘術したあと、ホルモン治療を何年間か受けました。
その時には、基本的に楽観的で前向きな自分がやたらとネガティブになっていました。
その経験は本当に衝撃でした。
それから、更年期に備えてアロマセラピーを学んだり、身体のことももっともっと知りたいと思うようになりました。
《まとめ》
何故かを知っていれば、何かしらの方法を見つける事ができますが、何も知らなければ、対策を考える事すら出来ません。
今は情報社会なので調べれば、すぐ色々な事を知る事が出来ます。
もちろん人によって主張する部分が違っていたり、伝え方が違います。また、受け取り方も様々あると思います。
より自分にとって『これだ!』と思えるものを選び、考え、自分のものにして頂ければと思います。
冷えは万病のもと!
筋肉の低下も同じです。
体温を上げ、血流を良くして、筋肉は柔らかく保つ。
そして、ストレスコントロール。
それが、ダイエットの味方であり、免疫力のアップ!体力のアップ!
自律神経、心を整える事に繋がっていくのです。
当サロンでは黄土よもぎ蒸しをはじめ女性の元気と美を応援するメニューがあります。
少しでも『何か変えなきゃ』『何かやらなきゃ』と考えているのであれば、一度ご相談しにいらっしゃって下さいね。
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