【効果】胃腸の疲れによもぎ蒸し
2023/01/11
本日、午前中のお客様のあと…ランチに出かけました。
画像が横になってるけど、意外と違和感ないからそのまま。あしからず。
またまた近くのキッチンおとわ。
もう1つカフェがあるけど、近すぎるとなかなか足が運びにくく…車がたくさんとまってたりすると忙しいかな?と考えて尻込みしてしまいます(笑)。
おとわは基本的に量の多いワンプレートだけど、お料理がきた時はお腹が空いてるので『食べきれる!』と思うのですが…食べきれませんでした。
口内炎ができているのもありますけど、いつもより入らなかった…胃腸が疲れているのかな?という感覚。
年末年始は暴飲暴食が増えて、胃腸が疲れやすいですね。
正月明けに七草粥など人生で食べた事はありませんが…そういった風習がある意味が納得。
という事で、今回は胃のお話。
《冬は「蔵する季節」》
漢方では冬は「蔵(ぞう)する季節」といわれています。
冬眠で代謝活動を低くして冬を過ごす動物がいるように、人間もエネルギーを蔵む(きすむ=大切におさめる)ことで、春に備えることが大切です。
冬は寒さを凌ぐため、夏よりも基礎代謝量が10%くらい高いともいわれており、また、12月は「師走」といわれるように、年の瀬になるほど何かと忙しくなり、エネルギーを消耗しやすい時期です。
《睡眠と食事が基本》
中国最古の医学書『黄帝内経(こうていだいけい)』には、冬場は「早寝・遅起」と記載されています。
少し早く眠り、少し遅く起きることで、エネルギー(気)をより多く貯えることができます。
また、厳寒を避け、温暖に保つようにも指示されており、このような冬の生活習慣を心がけないと、次の季節、すなわち春になって病を発症しやすいと述べています。
例えば、冬の養生を怠ると春に花粉症が酷くなるなど、ツケが回ってくる可能性がありそうですよ。
《エネルギーを補充!》
●冬の食事のポイント
漢方では、心身の生理機能を司るところとして「五臓(肝、心、脾、肺、腎)」という考え方があります。
日々のエネルギー(気)は、胃腸(漢方の「脾」)で作られるといわれています。
そのため、エネルギーを補給するには、毎日の食生活が肝心です。
食生活で気をつけたいのは、「脂っこいもの・甘いもの・生もの・冷たいもの・辛いもの」をとりすぎないようにすること。
いわゆる、「精のつく食べ物」がおすすめですが、「胃腸にやさしい」ことも必須条件なのです。
おせち料理に入っている黒豆や、昆布でだしをとった湯豆腐は、元気をつけるのにおすすめです。
豆腐などの大豆製品だけでなく、芋類・しいたけ・白魚なども胃腸にやさしい食材です。
ごはんは、おかずとおかずの合間に少しずつ食べるようにすると、さらに胃腸が元気になりますよ。
また、一月七日に食べる「七草粥」には、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロが入っています。
セリには体内にこもった余分な熱を冷まし、水分代謝をよくする働きがあります。
七草粥は、おせち料理で疲れた胃を休めて、不足しがちな野菜を補うだけでなく、邪気を払い万病を除く風習ともいわれています。
《胃腸の疲れは禁物!》
胃腸の働きを悪くする原因とは…
12月は一年の締めくくりとして、何かと忙しくなる時期で多忙で睡眠不足になり、カラダが疲れやすいだけでなく、胃腸も疲れやすい時期。
そして、そのまま正月に突入します。
年末年始の食事といえば、いつもよりもボリュームや品数が多い食事が多くなります。
普段よりもついつい食べ過ぎたり、飲み過ぎたり、お正月は3食以外にもちょこちょこ食べる機会が増え、その消化と吸収のために胃腸が休みなく働きます。
胃腸に負担がかかり、エネルギー(気)を補うどころか、かえってエネルギー(気)を消耗してしまいます。
エネルギー(気)を消耗して胃腸の働きが悪くなると、さらに活力が作れなくなる(気虚)ため、一層カラダがだるく疲れやすくなる…といった悪循環に陥ってしまうのです。
《風邪予防にも!》
胃腸に負担がかかったり、エネルギーが不足したりすると、免疫力の低下につながりますので、風邪を引きやすくなります。
さらに、漢方では、胃腸(脾)は呼吸器(肺)の働きを増強する関係にあるとされているので、胃腸の働きが悪くなると、呼吸器系に悪影響を与えることになります。
胃腸ケアを心がけることは、風邪の予防にもなるのです。
《よもぎ蒸しと健胃》
一見、よもぎ蒸しと胃ってどんな関係があるのか?と、繋がりがなさそうに思いがちですが…
東洋医学の考えでは、胃というのは自然界における「土」のイメージです。
自分の身体が、木。胃は土です。
土は、水分が多すぎても根が腐れます。少なすぎたら木が枯れます。
土がしっかりしていないと、立っていることが出来ません。
胃というのは、体にとって土台となる「土」の事を指します。
食べ物や水分をためて、消化吸収する場所。
胃が弱ってくると、消化吸収の力が落ちます。
そうすると、エネルギーや血液を作る力も落ちます。
全身にしっかりと送るだけのエネルギーや血液が不足するので、貧血になったり、疲れやすくなったりします。
胃を弱らせるものは、甘いもの・冷たい物・ストレスです。
逆に胃の働きを良くする効果があるものを健胃と言います。
よもぎには健胃効果があり、胃を強くする為にはよもぎ蒸しが効果的なのです。
体の司令塔である自律神経がバランスを取り戻すと…
◆胃腸の働きが改善
◆睡眠の質がアップ
◆ホルモンバランスが整う
◆全身のだるさが解消
などなど・・・
体が内側から整っていくのを感じられると思います。
なにせ胃腸が働くのは副交感神経が優位な時ですから、リラックスはとても大切なのです。
年末年始で疲れた胃腸、身体を元気にして、春に備えてエネルギーをためていきましょう。
----------------------------------------------------------------------
いまらくサロン
〒350-1227
埼玉県日高市大字女影571-47
電話番号 : 080-9355-2261
日高市で効果的な施術を提供
----------------------------------------------------------------------