【効果】活性酸素
2023/03/23
『活性酸素が増えると体によくない』
最近そんな話をよく耳にしませんか?
活性酸素は免疫機能として働く一方で、増えすぎると体に必要な細胞にもダメージを与えてしまうのが難点です。
また、人の老化による肌の衰え…しみ、しわなどは活性酸素が大きな原因の一つと言われています。
更には動脈硬化やがんなど多くの生活習慣病の原因として、活性酸素がクローズアップされています。
《活性酸素とは?》
活性酸素とは、「ほかの物質を酸化させる力が非常に強い酸素」のことです。
私たちは呼吸によって大量の酸素を体内に取り入れていますが、そのうちの約2%が活性酸素になるといわれています。
活性酸素は殺菌力が強く、体内では細菌やウイルスを撃退する役目をしています。
ところが活性酸素が増えすぎると、正常な細胞や遺伝子をも攻撃(酸化)してしまうのです。
《活性酸素が増える原因》
現代社会は、活性酸素を増やすものが多く存在します。
その一つは紫外線。
また、ダイオキシンや排気ガスなどの大気汚染も活性酸素の増加につながります。
そして、喫煙や過度な運動なども、活性酸素を増やす原因です。
活性酸素が発生するおもな原因は以下のとおりです。
・太陽の紫外線や酸性雨
・喫煙
・過多飲食
・激しい運動
・洗剤や柔軟剤
・食品添加物
・ストレス
など様々な要因が身のまわりにあるのです。
《活性酸素を減らすための生活習慣》
●タバコを控える
タバコの煙には活性酸素や、その発生を助長する有害物質が数多く含まれています。
血液中に入ると、動脈硬化の原因となる酸化LDLをつくる原因ともなります。
●アルコールをとり過ぎない
肝臓がアルコールを分解するときにも、活性酸素が発生します。
飲む量の多い人、アルコールに弱い人は、とくに注意が必要です。
●軽めの運動をする
激しい運動をすると呼吸量が急増し、活性酸素の発生を促します。
反対にウォーキングや水中歩行程度の軽めの運動は、抗酸化酵素の働きを高め、体の酸化を抑えます。
●ストレスをためない
ストレスを受けると一時的に血液の流れが悪くなり、これが元に戻るときに活性酸素が発生します。
これを繰り返すことで、酸化が促進されます。
●紫外線をさける
紫外線に当たると、皮膚細胞でも活性酸素が生成され、シミやシワの原因となります。
外出時は帽子をかぶる、日光に長時間当たらないなどの紫外線対策が必要です。
《食生活を見直す》
食べ物には、活性酸素の働きを抑えるさまざまな抗酸化成分が含まれています。
たとえばキウイやイチゴ、トマトなどに多く含まれるビタミンCや、ナッツ類、大豆などに多いビタミンEを、「若返りビタミン」ともいいます。
ビタミンCやEには、細胞の酸化(老化)を防ぐ働きがあるからです。
抗酸化成分には、ほかにも次のようなものがあります。
赤ワインやブルーベリー、リンゴ、ココアなどのポリフェノール(*1)、緑茶のカテキン、ピーマンやニンジン、カボチャなど緑黄色野菜のβカロチン、トマトやスイカなどのリコペン、豆類やタマネギ、シソ、緑茶などのフラボノイド、ゴマのセサミノール、ニンニクやキャベツなどの含硫化合物、エビやカニの色素アスタキサンチンなど。
抗酸化成分には面白いことに、3大栄養素(たんぱく質・脂肪・炭水化物)以外の微量栄養素や色素が多いのです。
私たちは食事のメニューとして、肉や魚などのメイン料理ばかり考えがちですが、実は添え物の野菜、香辛料、調味料、デザート、飲み物なども、酸化の抑制に大きな役割をになっているのです(*2)。
また抗酸化成分は、色の濃い植物性食品に多いという特徴もあります。
ただ抗酸化成分は、どれか一つを食べれば済むというものではありません。
「○○が体にいい」と聞くと、それだけを集中的に食べる人がいますが、そうした方法には限界があります。
野球にたとえれば、活性酸素は打者、抗酸化成分は守備陣です。守備陣にイチローのようなスーパースターがいても、すべての打球を追ってグラウンド全体を一人で守ることはできません。
それと同じで、どんなに強力な抗酸化成分でも、それぞれの能力(性質や作用の仕方)に違いがあるため、力を合わせないと活性酸素には対抗できません。
抗酸化成分を含む食品を数多く知っておき、毎日の食事のなかでできるだけ多くの種類をとること…それが抗酸化食生活のポイントなのです。
(*1)ポリフェノールには多くの種類があります。カテキンやフラボノイドなども、ポリフェノール類の一種です。
(*2)私たちの体内で酸化を防ぐ働きをする抗酸化酵素は、たんぱく質を栄養源としています。したがって抗酸化酵素の働きを活発にするには、良質のたんぱく質をとることも大切です。
《まとめ》
若さを保ち、年齢を感じさせない健康と美容のためにも、活性酸素を過剰に発生させない生活を心がけたいですね。
発生した活性酸素は体内の細胞達を酸化させ、身体機能の低下に繋がってしまいます。
私たちの体の老化原因となる活性酸素。
「サビ」とも言われていますね。
実は!ここでオススメするのがやっぱり黄土よもぎ蒸し!
よもぎに含まれるクロロフィルとフラボノイドという成分には、老化の原因である活性酸素と戦う「抗酸化作用」が強く含まれています。
身体を温め細胞を活性化させると、自然治癒力が高まり、体調を崩しにくくなりますよ。
内側から健康になり、毎日をイキイキとした生活を送るために是非よもぎ蒸しを取り入れていただけると嬉しいです。
老若男女問わず、リフレッシュ感を味わえるよもぎ蒸し是非ご体験下さいね。
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