【効果】病気を経て健康を考える①
2022/10/04
《しこりの発見》
実は2010年、29歳の時。
主人との旅行先で左乳房にしこりを見つけました。
忘れもしない海の日(7月19日)です。
胸の少し外側、左の脇の方に小さなしこりを発見。
当時働いていたジムは女性専用でピンクリボン活動も盛ん。会員様の中には過去に乳ガンされていた方も多数いらっしゃいました。
なので、自分自身も意識が高く、主人も『すぐ調べてみて』とすすめてくれたので…
旅行から帰った次の日にはすぐマンモグラフィがとれる病院に行きました。
《病院にて》
マンモグラフィや触診など検査をして、それだけかと思ったら『念のため細胞診をしておきましょう』と言われ、『胸に針を刺すなんて人生で初めてですー』などアホな事を言いながら、その日は終了。
結果は次の仕事が平日休みの日に行こうと決めていました。
待っている期間はそわそわしている感じがありましたが、仕事仲間が乳腺の病気とかもあるからねーしこりが痛いのはガンじゃないらしいよー?など話していたので、私は少し痛いから違うかな?違うといいな。と思いながら過ごしていました。
仕事も結構がんばっていた方ですし(笑)、もともと楽観的なタイプなので、そんなに気が滅入ったりはしていませんでした。
《病院からの電話》
しかし、ある日。仕事を終え、夜お家に帰ると、留守電に”明日、病院へ結果を聞きに来てください”とのメッセージが…。
あまり病院にかかった事のない私は『何言ってるの?聞きに行くに決まってるじゃん。次の休みの日にね。ってゆうか、病院ってわざわざ連絡するの??』程度に思って寝ました。
しかし、翌朝、出勤の準備をしている時にまた家の電話がなりました。
『今日、病院へ結果を聞きに来てください。ご家族と一緒にお願いします。』
ひえぇーーーー!!!!何その言葉!!??
確定じゃないですかーガンじゃないですかー!
と思いつつ…
職場の上司に報告して、その日の仕事をお休みさせて頂き。
主人は長距離運転手で、ちょうど九州あたりで寝ている時間だったので、メッセージだけ入れて。
母親もパートだったので、『大丈夫。ひとりで行ってくるよ。』と病院へ向かいました。
もう確定しているのだから、ステージはどれくらいなんだろう?今後どうするかだなー思いながら、内心ドキドキしながら診察室へ。
診察室に入り、先生と対面。
とても言いにくそうにしていましたけど、留守電の内容で分かってますからー!!(笑)
『ガンです。早い発見だと思うので、まだ初期だとは思いますが…病院を紹介しますので、今からそちらへ行って下さい。』
(もう少しガンについて話してましたけど、忘れました。)
え?!!今から移動するんだ?と思いつつ、2つ選択肢のあった病院の中から、母親が来やすそうな方の病院&女医さんを選択。
紹介された病院へ移動途中に起きた主人から電話があり、『ガンだったこと。今から紹介された病院へ向かうこと』を伝えました。
《紹介された病院にて》
紹介された大学病院の女医さんの診察。
またエコーなどでみて貰ったりして…今後の方針の話になりました。
ガンの種類(進行が速いものなのか、何をエサに増殖するガンなのか等?)や本当のステージは手術してみないと分からないそうで…(たしかそんな話でした)
私の場合は乳房にたくさん石灰化が見られるので、全摘術の方が良いのでは?と提案されました。
それから、リンパに転移している可能性もあるのでセンチネルリンパ節生検(前日に何かの液を注射で入れて手術中にガンに転移しているリンパだけ取り除く)にしましょう、と。
自分的にも大変な手術をするのに、不安要素をわざわざ残しておくのは嫌だったので、その提案に賛成して、『仕事があるので入院が少しでも短く済む日程が良いですー』と言って、入院が8月30日だったかな?手術日9月1日という日程まで決めて帰りました。
《報告》
全部終わって帰るともう夕方…夜かな?
母親と主人に報告。
母親はなんて言ってたか忘れました(笑)
たぶんセカンドオピニオンは?とか聞いてきたかなー?上司にも言われましたけど、『私は直感タイプなので良いです。決めたことは変えたくありません。惑わされたくありません。』的な事を言ったような…言わなかったような。
主人は『それで良いの??』と言ってましたけど、『私は胸より命とその後の人生で不安を抱えて過ごす方が嫌だから。』ということで、納得してもらいました。
確かに振り返ってみると病院の先生にも『ご家族に相談しなくて良いの?』と聞かれていたんですよね。
その時の私は自分の事なのに、なんで相談が必要なの?と意味が分からず『大丈夫です』と答えて決めてましたね。
後から思えば、私自身よりも周りの方がずっと心配をしていたように思います。
もしかしたら、ショックも私より大きかったかも??
病気も自分だけの問題ではないのですね。
《それまでの生活》
私自身、お酒も大好きだし、夜更かし大好きだし、特に身体を大切にしているとは思えない生活が多かったもので、若い頃から『私、早死にしそう。40まで生きないかもなー』なんて思ったりしていました。
それでも、後悔ないから良いやーと。
自分のやりたいことを中心にやって生きていました。
もちろん社会で人と生きていく中、全部思い通りとはいかないですけどね!
そんな中でも充実していると思っていたので、いつ死んでもいいという感覚は持っていました。
しかし、乳ガンとなり手術をしたあと、姉伝いに『なんで私じゃないのかしら?』と母親が言ってたよーなど聞いてしまったり。
主人が自分以上に過剰に(笑)ものすごーく心配している姿を見て、自分の命を大切に考えなければなーと思えるようになりました。
《命》
自分の命は自分のものだけど…
自分の死は自分だけのものではないんだなーと感じたのです。
感謝の気持ちが芽生えたり大きくなったのも、この乳ガンの経験があってこそです。
また、時間がたつと忘れてしまうんですけど。
きちんと初心にかえらなければと主人が亡くなったあと、また痛感しました。
今はまだ小さい可愛い娘がいますから、自分が健康で元気にいないとなーと思っています。
周りに支えられながら。
当たり前ではない日々を大切に。
長いので、続きはまた次回。
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