【効果】オーソモレキュラー栄養療法ご存知ですか？

食事には様々な考え方があります。

ただ、実は”正しい栄養バランス”というのは、こういった栄養学からスタートする方が細胞が元気になり、健康&美容に繋がるのではないかと思っています。

今までの誤解だらけの“栄養バランス”により、現代の食事は普通にしていると糖質過多であると言われています。

自分の常識にあったイメージで栄養を摂ると糖質を摂りすぎてしまうのです。

ダイエットでカロリーを制限しようとしてしまうのもそうです。

今までの“ダイエットにはカロリー制限という”常識が頭にこびりついて離れないから。

ダイエットにも健康にも最近はこの栄養素のとり方にフォーカスすることが増えています。

そのひとつにオーソモレキュラーが出てきました。

この栄養学は半世紀ほど前からのものなので、一般的に知られていない事が多いかもしれません。

 

《オーソモレキュラーとは》

20世紀の半ばカナダのエイブラム・ホッファー博士らが提唱したことから始まりました。

「オーソ」は「整える」

「モレキュラー」は「分子」という意味です。

合わせて訳すと「分子整合栄養医学」だそうです。

簡単には分子栄養学や栄養療法と言われたりもしています。

もともとは医療の面で考えられて作られた栄養学なのです。

アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギーや

うつ症状などの精神疾患、発達障がい、不妊、認知症、慢性疲労、肥満、糖尿病など様々なもの原因のひとつに

『実は栄養不足だった』という視点で、医療に関係している訳です。

たとえば…

高血圧や糖尿病などは内臓脂肪が出すホルモン様物質や炎症のもとになる物質が病気の原因になっています。

内臓脂肪を増やしてしまうのはインスリン。

インスリンを増やしてしまうのは、血糖値の上昇。

だから、血糖値を上げないようなものを食べましょう。

…といった具合です。

栄養療法は根本的な原因を改善することが目的地です。

 

こういった視点で見てみると…

ぽっこりお腹が気になる、花粉症がひどいなど何にでも結果には必ず原因があります。

その”原因の大きな１つ”が”日々の食事かもしれない！”ということですね！

 

《ふつうの食事はフツーに糖質過多です》

冒頭にも述べた様に現代の食事を普通にしていると、糖質過多なんです。

朝はパン、昼に麺類、夜にご飯とおかず、間食にスナック菓子やドーナッツ。

このような食生活を続けた結果、日本人に非常に増えた病気があります。

それが糖尿病とうつ的症状。

糖尿病の過程に関しては先ほど触れました。

実は一度に多くの糖質をとって血糖値が急上昇することが多いと、うつ的な症状が出やすくなるとは最近よく知られる様になってきました。

 

《細胞レベルでの栄養失調》

現代の食事は

タンパク質、鉄、ビタミンB群、亜鉛といった栄養素が慢性的に不足している人は珍しくありません。

オーソモレキュラーでは「病気や体内の炎症は細胞の栄養不足から始まる」と考えています。

逆を返せば、細胞ひとつひとつに必要十分な栄養素を届けることが出来れば、心も体も健康でいられるということです。

体は自分で自分を癒す力を持っていますから、薬だけに頼るのではなく、根本的な細胞の力を鍛えてあげるのが、健康で美しくなるには１番近道なのかもしれません。

 

《脳と腸は仲良し》

脳腸相関といって、腸は第2の脳と言われます。

腸は自律神経に大きく関わっているので、腸の状態が良くなると自律神経の働きも整います。

ストレスがかかるも下痢症になったりしますよね。

腸が元気だと脳も元気。

脳が元気だと腸も元気。

ですから、腸活は体だけでなく、脳にも、心にも良いのです。

 

《子供の困った行動も食事で変わる？》

落ち着きのない子や精神状態が不安定になりがにな子の脳は

①脳の栄養不足

②脳アレルギー

の２つの可能性があるそうです。

 

①栄養不足にたいせつなのは

●タンパク質

●鉄

●DHAやEPAなどの良い油

なかなか食事でとりにくければ、今はサプリメントも多くあります。

 

②脳アレルギーはあまり馴染みのない言葉ですよね。

一般的なアレルギーはアレルゲンをとったら、湿疹がぶわーっみたいな感じです。

これは即時型アレルギーといいます。

逆に反応が遅くて気づきにくい遅延型アレルギーというものがあり、その影響を受けやすいのが脳…ということです。

遅延型アレルギーで脳がじわじやと営業を受けていった結果！

イライラしたり、落ち着きがなくなったり、カッとしやすくなったりするのです。

その食事の原因は…

●カゼイン…乳製品

●グルテン…小麦

この２つが腸内環境を悪化させることが多く、脳アレルギーに関わっています。

特に子供の腸は未熟です。

毎日食べ続けることは負担になりますので、知っておくと良いかと思います。

 

《まとめ》

話題が食事つづきになってしまっていますが、あなたの体(心)をつくっているのは、毎日の食事と行動(運動や体の動かし方、睡眠など)です。

そして、細胞は栄養によって生かされています。

私たちの体は細胞の集まりです。

それを頭にとどめて、日々の食事や行動を見直すキッカケにしたり、忘れていてもたまにフッと思い出していられれば…

人生長い目で見てみると、ずーっと繰り返すものですから！

無理なく自然に“自分に優しいもの”を取り入れ、続けていけるのではないかなー？と思います。

 

当サロンでは、お話の中でも何かヒントとなるものを持ち帰って頂ければ…と日々、勉強を続けております。

全てにおいて“確固たる正解”は存在しないと思います。

今までの研究や統計を駆使して、極めて近い正解に近づけようと努力している最中なのだと。

医学の進歩も著しいかもしれませんが、人間の生活の変化も著しく進んできました。

だからこそ体は対応できずに不調が沢山出てくる。←ちゃんと理由はありますが割愛します。

しっかりと自分を見つめ直し、どんな状態なのかを確認して、その時その時に柔軟に対応していくのが長寿の世の中に必要なスキルかもしれませんね。