【効果】アロマセラピーの活用法
2023/02/22
アロマセラピーは、植物から採取される精油(エッセンシャルオイル)を使った「芳香療法」です。
香りが人間の嗅覚を通して脳に働きかける作用やトリートメントによって皮膚に吸収される作用により、人間の自然治癒力を高め、疲れた心身を癒してくれます。
自律神経を整え、疲れた心と身体を癒してくれるアロマはストレスを抱えやすい毎日に、セルフケアとしても役に立つ自然療法と言えます。
アロマセラピーの効果や楽しみ方、毎日の生活に気軽に取り入れられるアロマセラピーの方法もご紹介しますね。
《アロマテラピー》
アロマテラピーという言葉は、1928年にフランスの調香師であり化学者のルネ=モーリス・ガットフォセによってアロマ(芳香)とテラピー(療法)を組み合わせて造られた造語です。
ちなみに「アロマテラピー」と「アロマセラピー」は同じ意味。
アロマテラピーは仏語読みを、アロマセラピーは英語読みを日本語表記したものです。
日本ではセラピーと呼ぶ方が多いのかなー言葉としては馴染みやすいかなーと思います。
《昔からあった!日本でもアロマテラピー》
「柚子湯」や「菖蒲湯」も古くから伝わるアロマセラピーです。
アロマセラピーの歴史を見てみると、古代ローマ時代から人々の治療や儀式に「香り」が用いられていました。
現在のような、使い方が広まったのは20世紀、今からほんの100年ほど前です。
日本でも、古くから人々に親しまれていた「柚子湯」や「菖蒲湯」はアロマセラピーにあたります。
そう聞くとなんだか親しみやすさを感じ、すぐ馴染めそうですね。
《アロマセラピーの仕組み》
まずはアロマセラピーで用いるエッセンシャルオイルがどのように効果をもたらすのか、私たちの体内での働きを見てみましょう。
まず、エッセンシャルオイル内の香り分子が鼻腔を通り、鼻の中で受け取られた香り情報が電気信号となって脳に送られます。
脳の中枢部である大脳辺縁系が香りの情報を判断し、感情や記憶を呼び起こします。
さらに香りの情報は、自律神経系や内分泌系をつかさどる視床下部や下垂体に伝わり、ホルモンの分泌が促されます。
これによって、リラックス効果や幸福感、痛みを緩和する効果などがもたらされます。
香り分子は、そのほとんどが呼気とともに吐き出されてしまいますが、中には肺に到達する分子もあります。
その結果、香り分子は体液や血液の中に取り込まれ、血流などの体液循環に乗って全身を循環します。
(トリートメントなど皮膚への塗布の場合は、皮膚から毛細血管、血液へと届きます)
エッセンシャルオイルに含まれる分子は非常に小さいので、身体のすみずみまで浸透して、さまざまな器官に働きかけてくれます。
アロマセラピーにおいてマッサージを併用すると効果的なのは、血行を促進することで、香り分子の働きをさらに促すからです。
《アロマセラピーの主な効果》
●神経を静め、リラックス
●気分転換(リフレッシュ)
●消化促進
●免疫の強化、調整
●睡眠の質の向上
●ホルモンバランスが整う
●健康で美しい肌を保てる(細胞促進)
●肩こりが緩和される(血行促進)
●認知症予防効果が見込める
など多岐にわたります。
アロマセラピーは精神面・身体面の両方に働きかけてくれます。
また、現在起きているトラブルを解決するだけでなく、健康を保つセルフケアとして使うこともできます。
アロマセラピーには、非常に幅広い効果が期待できます。
ただし、アロマオイルには合成香料を使用しているものあるので注意が必要です。
アロマテラピーの効果効能を取り入れる意味では、100%天然の精油(エッセンシャルオイル)と呼ばれているものを選びましょう。
《アロマセラピーの活用法》
①芳香浴法
ディフューザーやスプレーを使って、精油(エッセンシャルオイル)を拡散させ香りを楽しむことで、リラックスしたり、快眠、リフレッシュなど心のバランスを整える方法です。
・リラックスしたい時にラベンダー、ベルガモット、サンダルウッドなど
・勉強に集中したい時にレモン、ローズマリー、レモングラスなど
・虫除けスプレーにはシトロネラ、ユーカリレモン、レモングラス、ゼラニウムなど
・消臭スプレーにはペパーミント、ラベンダー、ユーカリ、ハッカ、ティーツリーなど
②蒸気吸入法
コップや洗面器などにお湯を入れ、精油を数滴落としてから、口若しくは鼻から蒸気吸入することで喉の痛みや呼吸器系のケアに役立てる方法です。
頭からタオルをかぶせる事で、フェイシャルスチームとしてスキンケアにも活用できます。
・花粉症で鼻づまりの時にはユーカリ、ペパーミント、マジョラムなど
・フェイシャルケアにはティーツリー、サンダルウッド、オレンジスィートなど
《湿布法》
洗面器などにお湯(または水)を入れ、精油を数滴落としてから、タオルを入れて良く絞り、身体の一部に充てる方法です。
慢性的な痛みの肩凝りや、生理痛の時は温かいタオルを患部に充て温めます。
捻挫や打ち身、炎症などの時には冷たいタオルを患部に充てて冷やして使うと良いとされています。
・肩こりにはローズマリー、マジョラム、パインなど
・捻挫にはラベンダー、ペパーミントなど
《トリートメント法》
精油をキャリアオイル(植物油)で希釈し、身体や顔に塗布しマッサージする方法です。
リラクゼーションをはじめ、筋肉の凝りやリンパの滞りの改善、血行促進、保湿などの効果があります。
・筋肉疲労にはローズマリー、ラベンダー、ジュニパー、ユーカリなど
・リラックスにはラベンダー、ローマンカモマイル、イランイラン、ローズウッド、ネロリ、ゼラニウム、クラリセージ、マージョラム、サンダルウッドなど
・ストレスにはラベンダー、ローマンカモマイル、イランイラン、ゼラニウム、クラリセージなど
・不眠にはラベンダー、ローマンカモマイル、イランイラン、ネロリ、マージョラム
・シェイプアップにはジュニパー、サイプレス(これは、むくみや冷え性にもよいです)
《花粉症にオススメの精油》
●ユーカリ…粘膜の炎症を和らげる、鼻づまり、体を温める
●ペパーミント…鼻づまり、頭痛などの緩和、眠気覚まし
●カモミールローマン…抗アレルギー、抗ウイルス、鎮痛、抗菌作用、安眠
●ティートリー…粘膜の炎症を和らげる、殺菌、免疫力アップ
●レモン…免疫力アップ、感染予防、血行促進、解熱、リフレッシュ
●ラベンダー…抗炎症作用、鎮静、リラックス効果、安眠作用
《まとめ》
色々な方法、沢山の種類の精油があります。
ご自身で使えそうなもの、使ってみたいものがあれば、是非活用してみてくださいね。
最近はたくさんのアロマグッズがありますので、楽しんでみてください。
ちなみに、アロマクラフトも楽しいですよ。
ご自身で手作りのリップクリームやハンドクリーム、練り香、バスソルトなど色々なものが作れます。
当サロンにはアロマセラピーやハーブの本などもあります。
興味ある本があれば黄土よもぎ蒸しをしてる最中やボディスカルプトRFの最中に読んでみてくださいね。
また、貸し出しもしておりますので、お気軽にお声かけ下さいませ。
《JAAアロマコーディネーター資格》
当サロンは実はJAAの各認定加盟校(通学講座)です。
ですので、サロンでも(オンラインでも)アロマセラピーを学ぶことができます。
アロマコーディネーターとは、アロマセラピーに関する基礎知識を備え、アロマを安全に生活に取り入れることができる方であることを示す、JAAの最もベーシックかつオールマイティなJAA認定資格です。
アロマコーディネーターは、アロマショップやサロンの開業、アロマ関連セミナーの開催など、アロマを広く普及、啓蒙するために、この資格を活用していただくことができ、またJAAより様々な活動支援が受けられます。
アロマコーディネーター資格詳細
資格の取得方法 アロマコーディネーターの資格を取得するためには、JAAが指定するスクールの所定のカリキュラムを修了した後、JAAが実施するアロマコーディネーター認定試験を受験し、合格後にJAAの正会員として登録する必要があります。
試験形式 理論試験(筆記及び択一式)
小論文(800字程度の課題作文)
試験実施日 年3回(2月、6月、10月を予定)
試験会場 JAS日本アロマコーディネータースクール修了生・・・在宅受験
JAS以外のJAA加盟校修了生・・・各加盟校が指定する会場での受験
受験料 11,000円
アロマコーディネーター
登録料&年会費 登録料 33,000円
年会費 13,200円
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いまらくサロン
〒350-1227
埼玉県日高市大字女影571-47
電話番号 : 080-9355-2261
日高市で効果的な施術を提供
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