【】

重力に負けていませんか？

年齢とともに垂れてくる顔や体…仕方ないと思っていませんか？

何歳からでも遅いということはありません。

下がり始めたな…と感じた時が始めどきです。

何年か前に出版された『最強逆トレ』聞いたことありますか？

今回はこの本のお話から。

 

《逆トレとは？》

逆トレと聞くと『どんなトレーニング？？？？？？』と、はてなが沢山出てきそうですが…

２つの定義があるそうです。

１つ目が“逆さ”になること。

２つ目が“普段よく使いがちな筋肉とは逆の意識していない筋肉を意識的に使うトレーニング”のこと。

 

私たちは日常生活の中でバランスよく筋肉を使えていません。

よく言うクセです。

それによって、無意識のうちに体のバランスが崩れてしまっています。

 

《直立二足歩行の負担》

ヒトはもともと四足歩行だったことは、ご存知だと思います、

進化をして二足歩行の立位になった訳ですが、実は立位の恩恵である脳の進化と引き換えに３つ失ったものがあると言います。

それは、“内蔵の下垂”、“腰痛”、“難産”だそうです。

横並びだったはずの内蔵は縦並びになり、下垂。

腰を支える腰椎は肋骨に守られておらず、腰への負担が増加。

※多くの人が腰痛になりやすいのは、腰椎を支えるベルトの役目をしている腹筋や背筋といった筋力が足りていないからです。

胴体と下半身のジョイントである骨盤は立位によって角度が変わってしまった事でお産が困難になるようになりました。

 

《加齢と重力》

年齢とともに気になる“たるみ”ですよね。

エストロゲンの減少により肌のハリを与えるコラーゲンが減ります。

筋肉の弛緩と収縮がうまくコントロールできなくなる40代以降は更に重力に逆らえなくなります。

そうやって、たるみが出来てくるのです。

 

《体が歪むのは当たり前》

実際、ゆがんでいない人はいないといっても過言ではないでしょう。

利き手をたくさん使うのは当たり前。

日常生活ではバランスよく筋肉を使う機会の方が少ないのですから。

ただ、こうしたクセがコリや痛みにつながる、筋肉や関節への負担がある、という事実を知ることが大切なのです。

 

《逆立ち》

さて、では実際に“逆さ”になるっていうと…大人になると怖いものです。

子供の時にできていたとしても、今やお尻や脚が上がる気がしない。

逆立ちなんかしたら、どこかを痛めそうだ。

…と不安に思いますよね。

安心してください。

“逆さ”になることは、逆立ちだけの事を指していません。

“逆位”という考えでいくと、骨盤が心臓より上になる状態のことを指します。

なので、仰向けになって膝を立てて腰を持ち上げる。

これだけでも良いのです。

大切なのは、血液が逆流することと、下垂していたないぞうを逆さにできることなのです。

 

《普段使わない筋肉を動かす》

さて、無意識の筋肉、使っていない筋肉はどこにあるのでしょうか？

実は意外と多くあります。

二の腕、背中、お尻、胸、お腹、内ももなど使っていそうな気がするけど、実際は使われていない事が多い筋肉です。

人によって違いますので、ご自身で垂れやすいと感じる部分が弱っていると考えてください。

 

《逆トレの効果》

普段しないポーズ、使わない筋肉を使うことで…

・消化機能の改善

・血流の改善

・むくみ解消

・肌やボディラインの引き上げ

・脂肪をつきにくくなる

など、たるまない、垂れない、下がらない体をつくっていくということ。

脳が認識するまで３週間はかかるので、３週間以上続けてみると良いでしょう。

 

《まとめ》

詳しい内容は自分で取り入れそうであれば、本を購入するもよし。

当サロンにある本を一緒に見ながら確認して、相談しながら取り入れてもよし。

 

いつも話しておりますが、弱っている筋肉、使われていない筋肉を使えるようにする事が健康的でキレイな身体づくりへの第一歩なのです。

それとともに、使い過ぎている、頑張り過ぎている筋肉をほぐしてあげましょう。

 

鍛えつつ、ほぐすメニューご用意しておりますので、”メニュー”からご確認下さいませ。

毎月継続というメニューに載っています。

面倒だなー嫌だなーを少なくして、前向きに気持ちよく生活できる自分になり、

まわりからも『若いね！』『いつも変わらずキレイだね！』とうらやましがられる様な女性を目指していきましょう。