【効果】

老若男女問わず「素敵だなー」と思う人に姿勢が悪い人はいませんよね。

美しい姿勢をつくるS字カーブの整った背骨は、全身の血流や脳からの指令も体に伝達しやすく、健康にも美容にも欠かせない要素です。

 

《姿勢美人を作る３ステップ》

美人を妨げる悪い姿勢の癖は一時的なものではなく、癖が定着してコリになってしまっていたり、逆に普段の姿勢で使うべき筋肉が使えていなくて、弱ってしまって悪循環が起こっている場合がほとんどです。

 

では、どういう背骨の状態がバランスのとれた理想的な姿勢なのでしょうか。

 

《美しい姿勢の条件

① S字カーブ

背骨のS字カーブがバランスよく整っている状態＝首からお尻付近まで縦に24個連なっている背骨は緩やかな曲線を描いている状態が理想です。

重力や二足歩行、さまざまな体勢になる際に柔軟に対応するためS字カーブがクッションの役割になっています。

 

② 自分の癖を見極めてバランスを整える

姿勢美人を目指して背中の筋肉ばかりトレーニングしても、美しいS字カーブにならない場合があります。

例えば、反り腰の人は背面よりも前面の腹筋を鍛えた方が良いからです。

自分の姿勢の癖を知りどこを鍛えるかを見極め、バランスよくトレーニングしましょう。

 

③ こまめに矯正

日々の生活や仕事で同じ姿勢を続けることは、姿勢の癖を生み、蓄積することによってコリに繋がってしまいます。

「同じ姿勢が続いたな」と感じたらこまめに矯正しましょう！

 

《なぜS字カーブが大切なの？？》

『良い姿勢、美しい姿勢をイメージして下さい。』と言うと…

学生の頃の背筋を伸ばし、指先を太ももの横にあて、少し全身に力が入った状態をイメージする方が多いと思いますが、この姿勢、しんどいですよね。

長時間保てる姿勢ではないですし、実は、良い姿勢、美しい姿勢だから、背骨に良いとは限らないのです。

 

背骨の理想の形はＳ字カーブ（生理的湾曲）を描くような、しなやかな形と言われています。

では、何故S字カーブがいいのか？と言いますと、地球上で生活していると重力を受けます。

その重力をバネのようにしなやかに受け止める事が出来、筋肉疲労を防ぎ、疲れにくく動きやすい体へと導くからです。

さらに美しいS字カーブが形成できると、口腔、胸腔、腹腔の空間をしっかり確保出来るので内臓や各器官が本来の正しい位置に戻ります。

 

《S字カーブには、まず骨盤》

S字カーブを形成するためにはもう一つ大事なことがあります。

それは、骨盤です。

骨盤が立位し、背骨がＳ字カーブを描くと、ビックリするくらい綺麗で美しい姿勢になるのです。

日本人に多いと言われているのが、骨盤後傾タイプです。

お尻が下り、背中が丸くなり、下腹が出る…

お年寄りの方が、腰が曲がるのも、骨盤後傾だからです。

ご自身でも後傾している特徴に心当たりのある方は多いのではないでしょうか？

 

《鍛える部位》

当サロンでは、先ほど“②バランスを整える”にあった前面(お腹側)の筋肉を鍛える事を大事にしています。

もちろん、その人によって鍛える場所も違ってきますので、カウンセリングをして、そして徐々に様子を見ながら、調子を見ながら部位は変えていくこともあります。

 

正しく姿勢を知ること…

自分の現状の姿勢やクセを知ること…

そして、そのギャップをどう埋めていくかを考えていくと、おのずと姿勢も良くなります。

そして、血流や代謝が上がり痩せやすい身体に…疲れにくく動きやすい身体にと変わっていきます。

 

姿勢美人になると、健康になるだけではなく、本当の美人になりますよ。

肌つやにまで影響しますから！

いつまでも若々しくキレイで可愛くありたいですね。